永遠に続けなんて願わないから。
日常が戻ってきている。
朝起きて、身支度をして、会社に行って、仕事して帰る。
テレビを見て笑ったり、作ったご飯がおいしかったり。
幸い、自分の裁量で決められる仕事だから
普段を10とするなら、月曜日を3、火曜は6、水曜は7、きょうは8のペースで戻していっている。
考えてみれば、13年間彼らを追っているけど、いつもコンサート直後やリリース直後は騒いでも、普段から番組や連載を欠かさずチェックするというタイプでもなかった。ゆるく、マイペースに、楽しくやってきた。
だからここまで自分がダメージを受けるなんて思ってもなかった。
それでも生活は続く。あしたも身支度をして、会社に行って仕事をする。
2日前くらいに書きたいことを書きなぐって、過去の下書きフォルダをあさっていたら2016年夏、二度目のリサイタルのコンレポが出てきた。
さいたまスーパーアリーナに参戦した、その前日。SMAPが解散を発表した。
その時に書いていた文章がこれ
「まず、本題に入る前に2016年8月14日は、ジャニーズファンにとって、いやジャニーズファンでなくてもかな、とても衝撃的な出来事が起こった。
SMAPが解散を正式発表した。幼い頃から第一線で活躍し、数々の名曲を残し、それは本当に永遠に続くように思われた、そんなスーパーアイドルが別離の道を選んだ。
あんな絶対的な存在ですらいつかはいなくなってしまう、という絶望をみせつけられゆたら、じゃあ私たちが応援してる彼らも…、今は「ずっと一緒」といってくれていてもそれはいつか心の変化が起きたら諦めなければいけない夢なのかもしれないとモヤモヤを抱えたまま、さいたまスーパーアリーナへ向かいました。
(以下、コンサートレポが続く)
はぁ、楽しかった。ただただひたすらに。笑いすぎた。
最後ずっと考えていた。消えないでほしい、ずっとそばに居て欲しい。
ずっと心の支えでいてほしいし、いつでも帰ってこれる場所でいて欲しい。
思春期から私のそばにあった大切な存在。あなたたちがいつか「泡沫の夢」だったと思う瞬間がきてしまうことが恐い。すばるくんがいつか言っていた「1秒でも長くエイトでいられることが目標」という言葉を思い出してその1秒先を考えたくなかった。
(※でもこれ『いつかこういってたな』的な記憶で書いてるので出典不明・・・)
絶対に手を放さないで欲しいのに絶対なんてない、そう思わされてしまうことが起きた。でも今、彼らが笑い、歌い、精一杯に愛してくれるならそれならせめて、それを精一杯享受して幸せになって馬鹿になって涙を流して、この時間を800パーセントかみしめていようと思った。湿気がじっとりしたけやき道を歩きながらいつまでもこの幸せに身を委ねていたかった。
最近もう書くことが嫌になって、わからなくなってでもきょうじゃなきゃ、きょうじゃなきゃ書けないと思った。文体整ってないけど書きたかった。今。そう思わせてくれる関ジャニ∞が大好き。おやすみなさい。」
その時はただただ感想を書きなぐっただけだった。
でも今となってはその一秒先が今、来てしまうなんて思いもしなかったのに、どこかいつかはこんな日はもしかしたら来るのかもしれないってちょっと思ってたんだな。だって少なからずどんな形にせよ、別れはくるわけだから。
未来のことなんて誰もわからなくて、何度も「永遠なんてない」とこの数日間でもっともっと痛感している。きっとこの文章を書いたときより。
私たちは人と会っているとき「これが最後かもしれない」なんてほとんどの場合思わない。「最後にこうすべきだった」「もっとこうしておけばよかった」。だから生きている限り、きっと何度も後悔することになる。
だけど、関ジャニ∞に関しては自分の『後悔』はしたくない。
もう6人は離れないと信じていたいけど、やっぱり万が一そうじゃなくなったとき
また死ぬほど傷つくのはもう怖い。
そこは完全に信じきらないことで身を護るしかないんだ。ごめんね。
だったらせめてこれからも絶対、後悔のないように彼らの一瞬一瞬を愛していきたい。
それしか、私にはできない。